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    ちょっとマジな話


<やっとリピーターさん達の前でも普通にやれるようになった>

こんなこと書くと変なんだけど、リピーターさん達に緊張してた。
「いいのかな〜?」「あれは前回来てくれてた時にやったな」「あの曲好きだったよな〜」とか、変に意識してた。
ほら、やっぱリピーターさんって特別じゃない?
うれしくてうれしくて。
折角また来てくれたんで力んじゃってた。
それが、この一年でやっと普通に感謝出来るようになった。
平気なフリじゃなくて。
居酒屋効果かな?
ありがたい!

ぽ〜〜〜〜〜ん!!!


<出会いを求めて>>

3年、特定のライブバー?ってとこをやって、お客を呼び込もうと頑張ったんだけど、そこを諦めた。
撤退した。
食べ物を置いてないとこだったってのもあるけど、要するにミュージシャンズバーに一般のお客さんを呼び込むってことに白旗を上げた。

ミュージシャンズバーはそこに集うミュージシャンや、やってた人、音楽好きだけでお店は充分満足って感じたんだ。

俺らは駅前から始めたわけで。

折角ドラムがないとこでもやれる形態でやってるんだから、そういうストロングポイントをもっと生かさないとって。

アリとキリギリスで言ったら俺らはキリギリスなワケで、キリギリスが寄り集まっても意味がないって思ってるんだ。

そういうワケで、下に書いてある「横浜はやってる人ばっかで〜」って言ってた人の意見は正しいって。

でも、それは、場所を勘違いしてるだけなんだ。

正直、そういう観点では、いままでやってた場所の9割は横浜駅前よか無意味だったかもしれない。

でも、そうじゃない場所もあるんだ。

それが、居酒屋なんだ。

それで、2014年夏からは沖縄居酒屋でやらせてもらってる。

そして、今年は「ただの居酒屋」でやることになった。

そこには、「お客さんが居る」ってことなんだ。

店側も俺らが呼ぶお客さんなんか当てにしてない。

ギャラ制だったり投げ銭だったり違いはあるけど、「普通のお客さんが居るとこでやる」ってのがキリギリスの本分だと思う。

呼び込もう!なんてのはまだまだ時期尚早だった。

別に音楽なんか、ましてやロック、ポップスなんて期待してない人達の前でやって興味を引くのは大変だけど楽しい。

沖縄音楽目当ての人達の前で何回もやって鍛えられた。

というか、やっと、本分に戻れた。

なんで作家からはじめたか?を思い出した。

自分の曲を聞いてくれそうなとこに寄生したワケなんだ。

そう、知らない人にどれだけ聞いてもらえるか?が勝負。

そのために自分で歌うことや編曲、歌詞の一部を犠牲にしてまで。

今は自分で直接、目の前のお客さん、ディレクターとかじゃない、本当のお客さんに聞いてもらえる。

それで、楽器編成が少なくても、曲にとってはそれが一番正直。

うん、駅前から始まったんだ。

あの時、通りがかりの人達に囲まれたとこから始まったんだってつくづく思う。

ミュージシャンズバーもやって良かった。

アレコレもがいて、どういうタイプのお客さんが(非ミュージシャン)こういうとこまで聞きに来るのか?とか、そういう人はどういうとこだと来やすいか?なんかを教えてくれた。

そして集ってるミュージシャンもイイやつらで、それぞれの形でやってる。

御邪魔しちゃったかな?ってのもある。

いいんだよ、それぞれの価値基準で。

下の文章読むと、「甘いな〜」って思うけど、やらなきゃ分からないことだし、出来れば自分の方に人を呼び寄せたかったし。

ライブに来る人口を増やそう!よりも、人が居るとこに俺が行く!!ってことにした!

<ライブの魅力>

ライブバーでのライブを2年やってやっとライブに自信が出てきた。
その前には野外とかでチラホラやってたけど、そういうのと屋内のものはちょっと違う。
ぶっちゃけチャージを取るわけで、通行人がタダで観る物とはやっぱお客の意識も。
そういう外の要素は除外して、自分達の意識も変わってきた。
やっぱり、こないだまでは、ミュージシャン、表現者というより作家に近かったような気がする。


<ライブに来る人口>


ある人が横浜は「ライブをやる人が多いのでお客さんが集まらない」って言ってた。
確かに一理ある。
が、問題は、そこじゃない気がする。
東京だろうとどこだろうと、ライブ場に集まってるお客さんの殆んどがミュージシャンだったりする。
きっと、ノルマの問題とかで持ちつ持たれつしてる部分もあるだろう。
ま、ウチはそういうのがあまり好きじゃないんでライブBARとかでやるようになった。
そういうとこでやればそこに居る普通の人に聞いてもらえるからって。

が、それもなかなかそう上手く行かなかった。
店主に話を聞くと「ああ、ライブやる日は、それ目的の人しか来ませんよ。」って言われることが多い。
そう、静かに飲みたい人はそういう日は別の店なりお家に帰ってるってこと。
その言後に「自分で呼んでください」ってニュアンスが強いんで、そういう店はうち等は出なくなっていく。

あっ、もとい。
で、問題は「ライブBarでもライブハウスでもそうなんだけど、そういうのにふらっと気軽に行こう」って人達を増やさないといけないな〜って思う。
だから、最初の話も「ミュージシャン以外のお客が少ない」ってことなんだ。
今のところウチがやってるとこでミュージシャン率が低いとこは1つかな。

で、野外とかでそうじゃない人達に向けてやってるけど、そういう人達にライブBarに行くっていう感覚がない。
逆に昼にホールとかでやった方がそういう人達には来やすいかも。

解決法は2つだ。
一つはもっとライブBarをPOPにすること。
常連客は嫌がるだろうな〜。
二つ目は、みんなミュージシャンになってもらうこと。
ヤマハの戦略と一致する!

あっ、生活便利Goods的には、数少ないチャンスの一般客をちゃんと楽しませるってことかな。
ま、ミュージシャン相手の感覚でやってはダメってことかな。
やっぱ、適度に野外やらないとな〜。

<音楽を言葉で説明するのは可能か>

ネット時代になってこの問題と格闘してる人達が増えていると思う。
つまり、どこそこのHPで誰かの曲を解説したところで果たして読者は興味を持ってくれるだろうか?
言葉にならないからこその音楽なんで、そういう文字媒体で説明するのは難しい。
じゃ〜視聴してもらえば?
ボタンを押してくれるかどうか?押したくなるような文章が必要になる。
じゃ〜自動再生にしておけば良いんじゃない?
そう、ウチのHPも最初の頃はそうだった。
でも、そうすると読み込みに時間が掛かったりする。
そういうページを俺自身が好きでは無い。
あと、そもそもPCのボリューム絞ってる人も結構居るから効果の程は分からない。

結局そういうことでウチはPVやライブ動画を貼るという方向に行った。
でも、本当はこのHPの各部屋の文章とかで「面白そうだから聞こう!」って思わせたいんだけどな〜。
ま〜今のところYOUTUBEが一番影響力があるのかな?ウチには。
「とってもいい曲なんです」とか「超ハッピー」「笑うよ」「泣けるよ」とか言われてもね〜そんなのイッパイあるし。
そう、作詞作曲家としてはその曲をもっとフューチャーしてあげたいし貰いたいしなんだけど、やっぱ結局一つ一つの曲よりも「生活便利Goods」に興味を持ってもらわないと!ってことに気付いてきた。

ジャンルも非常に説明し難いんだ。
定型のロックとかヘビメタとかフォークとかコミックとか、そういう枠に入らない曲をやってるから。
一応、ビート的にロックとかファンクだからそうは言ってみたけど。
う〜ん、演歌とかも1曲あるし。

ネット文化ってのは文字の文化だからね。
今後の課題なんだ。
だからHPみたりブログ見てからライブに来る人は少ないけど逆は多いんだ。
でも、今のところライブを見に来る人達ってあんまりHPとかブログには興味ないって感じの印象を受けてる。
ミクシーはやってるけど、その他はあんまり見てない。
HPとかブログ見てダウンロードしてくれた人は徐々に増えてるからこういう文字での宣伝にも効果はあると思ってる。
ま、聞いて貰ってナンボなんでね。
もっともっと頭絞らないと。
TV時代が終焉してチャンスは広がってるわけだから。

<楽器がコロコロ変わる>

ライブをちゃんと始めてからもう1年ちょっとになる。
実はその間に俺のベースが4つ目になってしまった。その前に歌いながらベースを弾き始めた最初のベース=象さんベースを入れると5台目。

正直、象さんベースはなかなか良かった。
でも、アレはピックアップがピエゾ(ピエゾーって名前だったし)なんでPAによってはピチピチの音しか出なかった。
でも、ソロは弾きやすくて、スピーカーを外せばちょっとは軽くなって便利だった。
で、愛用してたら、代表が「これはもう止めよう!どうもバカにしてるように見える!」って言い出した。
彼女曰く象さんベースを弾いてると音楽をバカにしてるというか“ふざけて”ライブしてるように見えるらしい。
俺は外見よりも音を重視するからそういう風には思わなかったが、確かにハニワっぽいとは思った。

で、次に使い出したのがグレコのバイオリンベース。
これは軽量(2キロ)ってことと外見が“ふざけて”見えないってことで導入。
いや〜、軽かったね〜。
ただ、俺には音程が不安定に聞こえた。オンコードの時にどうもギターとハモらない。
ブリッジがまるでバイオリンのように融通の利かない構造で、熱くなって強く弾くと弦が外れたりした。(ビートルズの頃のポールマッカートニーもよくブリッジを確認してる。)
でも、これは結構活躍した。
代表のギターがギブソンになるまでは。
そう、代表ギターがヤマハからグレードアップしていくと(マーティン→ギブソン)バイオリンベースの音はどんどんマスキングされて行き音程の悪さだけが目立って行った。
つまり、代表には聞こえにくくてとってもやり辛いベースになっていった。

で、ギブソン系が合うんじゃないか?ってこととバイオリンベースのようなホロー(空洞)タイプってことでエピフォンの穴あきベースにした。
なぜこホローにしてたかっていうと、ライブハウス以外のライブってよく「アコースティックライブ」ってタイトルが付くことが多いんだ。
で、アコースティックって言ったら死語だけどアンプラグドって意味だとしたらエレキベースってのは変な訳で。
だから最初はセミアコギタータイプのを買おうとしたけど、どうもセコくて...で、せめてホロータイプだったら遠慮しなくていいかな〜?ってことで。
ま、引っ込み思案だったね〜、アコギだってラインで音出してたりするんだからね。
そのエピフォン、これが、面白かった。簡単に言うとグレコのバイオリンベースをリッチにした音だ。
同じショートスケールなのに音痴じゃなかった。
ただ問題があった。
4キロあったんだ。
重い!いままで2キロだった背中が倍の重量。(演奏時は平気、ただ持ち運びが...)
それで、普段弾いてる仕事用にも使うジャズベースだって5キロなんだってことに気付いた。
で、試しにリハでジャズベを使ってみたら、すごく弾きやすい!
当たり前だ、ずっと弾いてたものなんだから!スケールとかピッチ幅を身体が覚えてる。
で、ホローじゃないから代表もモニターしやすくて。

で、夏前から俺の背中は5キロ超えになった...家路に着くときの上り坂で「ゴルゴダの丘〜!」とか叫びながら歩いた。

で、冬場になって、とあるキッカケで俺はベースではなくギターを弾きながら歌いたい!と思ってジョニーのキーボードサポート付きの時にそれを試してみた。
はっきり言ってヴォーカリストとしては百倍良いパフォーマンスだった!と俺は思った。
ま、周りの反応は俺ほどではなかったが、俺は確信した!
背中の重さからも解放されヴォーカルパフォーマンスもアップ!!!
アレンジ的にソロやオンコードの膨らみは失うがそんなことよりも得るものの方がビッグだ!
そして、早速余ってたボロボロになったマーティンの改造に着手した!
代表のギブソンをリペアマンに頼んだ後に凄く弾き易くグッドサウンドになったことを思い出し、よし!俺のマーティンも弦高を下げてやる!ナットも交換だ!
夢は翌日には消えいた。
ッパン!って音と共に。詳しくはココに→ギターを弾きながら歌うスタイルへ

だが、それでもタダでは起きないのが俺だ!!
そう、この日のライブでギターで歌いながら大いなることに気付いたのだ。
「ベースを弾きながら歌うってのはナンセンスだ!」ってのが一つ。
そう、なにか身体の動きがギターでの時よりギクシャクする。
で、よ〜く「ギターで歌ってる時の動画」と「ベースで歌ってる時」のを見て光明がさした。
そう、その例のギターで実験した時の動画をUPした人がいて。(今は削除されてる。)
さ〜、どういうことに俺は気付いたのでしょうか?
答えは今後のウチの実演販売LiveShowで!!!!

ってことでクリスマスライブから俺は新たなベーシストになった。
ニュータイプか?
いや、星飛馬が大リーグボールを手にしたようなものか?(そんなにはでなものじゃないか...)
けど、やっぱ毎回5キロ運ぶのが機動性を落としてることにも気が付いてた。
東京のちょっと入ったとこのライブに誘われても断っちゃったりしてた。
で、今年2011年に入ってから3、6キロのプレベにした。
形、重さはバッチリ!
が、音が...フェンダージャパンだから大丈夫だと思って入手したんだが、選ぶ基準を重量が3キロ代!ってことにしたせいで手元に届いたそのベースは...ま〜あれだよね〜音出さないでネットで買っちゃったからしょうがない。
だけど、軽くていいよ〜〜〜〜〜♪

それと、これは同じベーシストにはちょっと哀しい話だけど、その、音の良いジャズベよりもね、PAの間にプリアンプ噛ましたら...「いつもより良い音」って言われたよ。
ベースアンプが無い環境ならね、本体の鳴りなんかよりも結局は総合点だからね。
つくづくライブではレコーディングと求められる基準が違うってことを学んだ。
どんな良い音を出そうと聞こえなかったら意味は無いし、レコーディングではノイズが多すぎて使えそうにも無いプリアンプでもライブではそんなノイズは聞こえない。
肩にぶら下げてる重量だってパフォーマンスに影響する。

そういう訳で、そのうち「軽くて」「弾きやすい」「音の良い」ベースを探すと思う。
でも、それまでは「軽くて」「弾きやすい」「音がイマイチなのはバレない」ベースでライブをしようと思う。

または、ベーシストとソリストを入れるか!!!
そうすれば、俺は、歌うだけ〜〜〜〜!!!ムーンウォークでもしながら。

追記:そのプレベは良く来てくれるお客さんにそのセコイ音がバレてしまった...もう二度と二度と二度と出番はないだろう。

自分のアコギのライン音に満足してるギタリストは少ない

これ最近気付いたことなんだ。
要するにウチらはレコーディング畑だったからアコギのライン音なんてチューニング用にしか使わないし、そんなの付いてなくても、いや付いて無い方が良いんだ。(音的にはどんな小さなピックアップもエンドピンジャックなんかも無い方が良い)
でも、いざライブとなると話は別。
始めの頃はPAなんてないとこでやってたから良かったけど、箱でやるようになるとマイクを立ててもらわなくっちゃいけない。
代表が胡坐をかいて弾いてた頃はそれでなんとかやってたけど、立って弾くようになると動くからね〜。
それに余分なマイクがあるとは限らない。
で、J−45時代は代表が一番嫌いなインラインピエゾの音でやってた。(ブリッジの下に入ってるヤツ)
でもこれは指弾きの人は良いけど代表みたいに掻き鳴らすタイプには向いていないね、ジャリジャリって感じで耳障り。
で、マーティン0001に戻った時にマグネティックのサウンドホールに付けるタイプにした。
これが、音量が無くてね〜シングルコイルのにしたのがまずかった、それにエレキの音にしか聴こえない。
あっ、だからどっかで馬鹿でかいギターアンプで鳴らしたら凄く良いエレキサウンドだったよ!そんときはバンド編成だったから逆に良かったけどね。
で、ここから俺は「2010年ピックアップ探しの旅」に出発した。
イベントライブでアコギを弾いてる人には必ず「なに使ってるんですか?」って訊いて回った。
いろんなメーカーの色んな答えが返ってきた。
そして面白いことにほぼ全ての人が自分のピックアップの音に満足していない!ってことに気付いた。
ここがポイントだと思った。
どんな高いヤツを付けてる人でもなんだ。
ま、ウチはとりあえずのつもりで付けた安物ピエゾマイク(丸いやつ)を仕込んでたんだけど「良い音ですね〜」って良く言われるんだ。
でも、俺たちはそうは思ってない。
で、分かったんだ。
演奏者ってのは自分のギターの音をいつも直接上から聴いてるし、ボディー振動も伝わってる。
みんな「その音」を出したいんだ。
でも、マイクを仕込んだら音だけ、圧伝素子(ピエゾ)だと振動音が多すぎる。
で、ブレンドしたりしてもピンと来ない。
そういうことみたい。
それならってことでラインの音ってことで諦めて「エレアコでいいや」って人もいる。
メーカー側の謳い文句も大抵は「これぞナチュラルな音!!」とかって書いてるけど全部思いっきりライン臭い音。
ま〜マイクを何本か立てるしか無いだろうね〜ってことで俺ももう今付いてるのでいいかってことにした。
うん、ホント、他の演者でも、アコギの音で「これは良い!」って思ったこと無いね、ライブでは。
「これはイヤだ」ってのは何度か遭遇したけど。
あっ、フィンガーピッキングだけのなら良いのあるんだよね。
ってことで余裕のあるとこではマイクを立てることにした。

う〜ん、マジメな話しってのはオチがないな〜。

一体リスナーはどんな環境で音楽を聴いているのか?

そう、音楽(ここでは録音物)をどんなモニター環境で聴いているのか?
これが千差万別十人十色というかなんというか。
絵画ならばその展示してる部屋の明るさや光源の色で決まる。
ま、ライブ音楽もその箱の器材や部屋の作り、リスナーの位置で決まる。
が、録音物となると...
そう、ある人は高級オーディオで聴き、ある人はラジカセのようなもので聴く。
畳みの部屋もあれば板間、カーペット、壁の素材も、窓ガラスの面積も違う。
ミックスやマスタリングをしてるとそういうことが気になる。
完璧な音響設計されたスタジオで所謂ラージモニターで作業してた時にも疑問に感じたことがこのことだ。
「こんな部屋でこの曲を聴く人間なんて今ここにいる数人だけじゃないのか?」って。
確かに良い音だし迫力満点、粗捜しも楽に出来る。けど、どうなんだ?って。
で、その後、そういうスタジオじゃなくて自宅に毛が生えた程度の自称スタジオとかの作業に携わったり、自分のスタジオ(もどき)で録音したりするようになるともうなにがなんだか判らなくなる。
ウチで録った音源をミックスだけちょっとマシなスタジオでエンジニアがミックスした時なんかは面白い。
俺の仮ミックスとのミックスバランスやマスタリングの違いが。
結局ね、本当は「録り」で音は決まるんだけどね、そこは低予算だと拘らないんだ。
おっと、だから、例えば生活便利Goodsのミックスは殆んど俺がやってるんだけど、ウチのスピーカーはま〜大したこと無いんだ。
ヘッドフォンは一応スタジオスタンダードのものだけど、昔は「ミックスはヘッドフォンでやるべからず」ってのが鉄則としてあった。
でもね、今はね、特に配信なんかだと皆ipodとかでしょ、聴くのが。
そうなると、ヘッドフォンで聴かれることをかなり意識しなきゃいけない。
そうそう、俺がベース弾いたとあるメジャーのCDでもそういうミックスだった。(やたらベースがデッカイ)
イヤフォン、それもipod純正ののヤツってそう悪くないんだけどちょっとハイに痛いとこがあって。
ま、それでウチのミックスは段々そっち方向になっていくんだ。
もう正直いうとね、「ipodで聴いてください」専用ミックスとかを出したい。
注意書きで「純正イヤフォンのみ対応」とか書いて。
そんで別のミックス「普通の安いスピーカー専用」とかも出したいね〜。
CDが2倍売れるからじゃないよ〜本当に困る時があるんだ。
ま〜そういうことも含めてCD作りなんだけどね。
そういえばアメリカの有名CDって皆1人のマスタリングエンジニアがやってたっけ。

いや、悩みはね、ウチの同じ型番のヘッドフォンでも音が若干違うんだ。
つまり、もうその一つしか同じ音じゃないんだ。

あっ、あとよく38cmだっけ?のスピーカーじゃないとちゃんとモニター出来ないとかいうけどさ、一体何人がそれを持ってるのか?ってことなんだよ。正しい音なんてのはないんじゃないのかな?
そういうちゃんとしたリスニング空間を持ってたとしてもね、その出てくる音はトータルコンプで(マスタリングで)パツパツに突っ込んだ音だったりするわけで。
そんなものに大金つぎ込んでも結局レコードに戻ったりしてね。

ま、こっちは商売柄クライアントの耳に付くようなマスタリングをしちゃう悪い癖があるからね。
あっ、そんな訳でウチのCDをマスタリングし直した。
「夜明け間近のカンツォーネ」が一番変化したかな?
あの頃は持ってなかったソフトでやり直したから。
ま〜ロッド2が出来ちゃったかな。

で、そういう作業にハマった時には作詞作曲家が一言呟いてくる。
「良い歌詞&曲だったらね、そんな小さなことでダメにならないよ」って。
で、マスタリング中の俺はね「分かってないな〜その録音物を少しでも良く仕上げたいんだ!」って反駁。

最後は「どんな環境で聞かれるのか?」とか言い出す始末。

もういいや、実演販売LiveShowに、ライブに来て〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

う〜ん、マジメな話!


鍵盤とフレット

ずっとMIDIと格闘してデジタルの不可解さからもっと原始的でストレートな楽器を求めてギターやベースに移行して驚いたことがある。

あっ、2回続けてシンセのことを悪者にした表現だけどそういうデジタル機器にも利点があって、それは構造美というか形式美を整えるのには良いんだ。
第三者的に眺める分には思い入れとかが入らないものの方が優れてる。
ただ、楽器としてや生の物を表現するのには適さないってだけなんだ。
そこに演算という処理が加わるから。
つまりデジタルミキサーがどうして結局は淘汰されたか?と同じ理由だ。

おっと、話は弦楽器で驚いたことに戻る。
そういう訳で俺はアコースティックギターを最初は小さめのから段々ちゃんとしたのにアップグレードしていった。
大きさがマチマチなのもビックリした。
そして、フレット幅が多種多様(大体2タイプ)なのにも???だった。
ま、ミニ鍵盤ってのもあるけどちゃんとしたメーカーのフレット幅が統一されて無いってのに閉口した。
そして、ネックの形状が機種によって色々。
厚みによって握り具合が違う。
ピアノでそんなに色んな幅や長さの違いがあったら大変だ!
それで、最近気付いたのがベースで弦と弦の間隔(ピッチ幅って言うのかな)もそれぞれ違うってことに気付いたんだ。
ベースなんて代々1台しか持ってなかったのにライブ用に買ったものが2台目になって気付いた。
なんか今度のは弾きやすいなぁ〜って思ったら普段レコーディングに使ってるのとピッチ幅が同じ位だったんだ!
初代ライブ用ベースのナットを自分で交換して始めて気付いた!!
どんだけ鈍感なんだ俺!ってくらい。
最初のライブ用ベースを買う時にはそんなこと考えもしなかった。
ま、ヤフオクだしね。
っていうか、そういう基礎知識が無かった。
鍵盤的に考えてた。
まさかそんなところでオリジナリティーを出してるとは。

ギターから入った人には当然だろうけど、そうじゃない人や初心者は気を付けるべき点だろう。
俺の経験だと最初にどんなのを選ぶか?はかなり重要だ。
例えばベースはアリアプロから入ったんだ。
そんで友人の置いていったジャズベの音が目茶目茶良かったんでそれを弾きだした時には苦労した。
演奏スタイルにまで影響する。アレンジって意味で。
で、その後ちゃんと自分のジャズベを買った。(アリアはネックが折れた...)
なにもジャズベが良いとは言わない。
もしかしたら俺のスタイルは最初がアリアだったからこうなったのかも。
兎に角、なにか弾き難いと思ったらギター屋に相談してもっと楽なのに替えるってのも手だってこと。

うん?ってことは鍵盤も自分にあったサイズを特注したら俺もっと上手いのか!!!!!
良し!いつかはクラウン!!

ま、そういうわけで鍵盤は共有を重視しててギターはそうでも無いってことみたい。
その代わり全然鍵盤の方が音域広いし和音の自由度も高い。

うん、ギター類を弾くときには注意すべしってことでした。

う〜ん、マジメな話だな〜♪

厳密にはシンセサイザーは楽器ではない

俺は元々シンセサイザーやコンピューターミュージックから音楽に入った。

で、だ。俺が最初に触ったシンセはアナログだった。
今は殆んどのシンセ(エレピも含む)はデジタルで中身はサンプラーなんだ。

結論から書くと、俺の見解ではサンプラーは楽器にはなりえないんだ。

楽器というのは「何がしかを叩いたり擦ったり吹いたりして音を出すもの」と規定した場合、サンプラーは決定的な不具合があるんだ。
タイミングがどうしても遅れるんだ。
ただ遅れるワケではない、ある種メチャクチャなランダムさを伴って遅れる。
これは遅らせてるわけではない、構造上の問題なんだ。
デジタル機器の宿命ともいえる。
つまり、デジタル楽器は「奏者の弾いたタイミングで音を発することはない」のだ。
じゃ〜ちょっとだけ前に弾けばいいのか?これが出来ないんだ、出来たとしてもそれぞれの音程によって遅れる時間が違うから、ま〜厳密には不可能だ。

これは、MIDI録音をやってたから良く分かるんだ。
MIDIの揺れは半端じゃないってことは何かを同期させて2回録音してその両方のトラックを同時に出せば分かる。

おっと、話を戻すと、「サンプラーは楽器ではない」ってこと。
じゃ〜なんで使うのか?
これは、ま〜インスタントラーメンというかインスタント珈琲というかなんというか「代用品」なんだ。
あともっというと「音響効果」用の機器ってとこなんだ。
シンセ弾きってのは多分に「音効さん」的役割を担ってるんだ。

あっ、アナログシンセの場合はタイミング的問題が少ない代わりに鍵盤による強弱が付かないという欠点があるからやっぱり楽器としては片手落ちなんだ。

つまり基本的に楽器というのはウマかろうがヘタだろうがその演奏者の叩いたタイミングで鳴りその強弱を表現出来る物じゃないといけないんだ。
その点でシンセサイザーとくにサンプラーはその基本条件を満たすことは出来得ない。
つまり、どんなにそれっぽくても実は楽器ではないんだ。
俺はそう理解して付き合ってる。
音効機器としては非常に優れているから使うが。

だから、サンプラー奏者はそういう考え方も持った方がいいんじゃないか?という話かな。

とくに鍵盤弾きはそのことを理解しておいた方がいい。

超一流のスタジオでサンプリングされた特別に良い音のスタインウエイが出るキーボードとその辺りの汚いスタジオにあるアップライトピアノ、どっちが音楽的か?

なぜ未だに昔の本物のローズのエレピが重宝されてるのか?

もっというと、なんでエレキギタリストはあの小さいアナログコンパクトエフェクターを使うのか?

そういうことを理解した上で代用品をウマく使っていくべきだと思う。
残念ながら俺は本当の鍵盤弾きではないからその他の生楽器に走ったけど、本当の鍵盤弾きはそのことを理解して、演奏者としての切磋琢磨をする時は是非ピアノ、ローズ、チェンバロ?(ベロシティーが付かないか)、いや、だから生ピアノで練習するべきだと思う。

これは「安い音の悪いアコギよりも反応の良い高いちゃんとしたギターを触ってたほうが速く上達する」とかの話とは次元が違う真実なんだ。

そこまで厳密なことは言わないで楽しむだけならOKかもしれないけど、ま、そういうこと。

う〜ん、マジメな話だな〜♪

作詞作曲家からライブパフォーマーへ

何度も書くが俺たち「生活便利Goods」は今までは録音畑〜作家の方の音楽家だった。
だから作品作りには猛烈に神経を尖らせる。
で、作品は自信あるんだが、いざライブパフォーマンスとなるとまた別次元の完成度が必要になる。
そう、録音の時と違った意味で「ものにする」必要があるんだ。

作家の作業はその作品が独立してレベルの高いものにすることだった。
だけどライブパフォームってのはそれだけじゃない。

でも、文学作品じゃないんだから音楽ってのはパフォーマー抜きにはありえない。
で、そのパフォーマーが自分自身であるってことになると。

作品によっては作品が演者を超えてるものと、演者が作品を支えるものが存在する。
ま、どっちも俺なんだが、そこが微妙なんだ。

で、録音と違って毎回ちゃんと表現しないといけない。
“新鮮さ”が失われるってのも確かなんだが、それとはまた違った“新発見”があったりする。
ライブがレコーディングを超える時があるんだ。
ま、ウチの場合は命掛けでレコーディングしてるから、なかなかそう簡単には起こらないけど、別の次元でそういうことも確かに起こるようになってきた。
そういうのがライブパフォーマンスの醍醐味だと実感してきた。

う〜ん、マジメな話だな〜♪

第十一回 復活

ライブ告知をSHOWにしよう!というか「告知しよう!」ってオヤジギャグで新ページにしよう!としたんだが、それはブログの「スケジュールdeボンジュール」とか忍者屋敷の左側、そしてシンクルのライブ情報、そして代表のmixiなどなどにあるんでなにも俺がここで告知する必要なんてないんだ...

ってことで「ちょっとマジな話」を細々と続けようかと。

そうそう、こないだ野外でアキバ系っていうのかな〜?女の子が歌って後ろにキーボードがコンピューターでオケを流しながらやるユニットと交互にやったんだけど、あのね〜、ファンが居るんだよ数人、追っかけなのかな〜?

いや、前にも書いたけど俺等ミュージシャンから見るとそういうのは単なるカラオケなワケでライブとは思わないけど、やっぱある程度のレベルに行くと(ファンが集まるというレベル)これはこれで音楽という観点以外の見世物というかエンターテイメントなのかもしれないと思った。
あっ、やっぱ、この人達が以前厚木とかで歌ってたカラオケおね〜ちゃんよりイケてたからかもしれない。
そう、実はよく出来たどっかで聞いたことのあるようなJ−POPで曲はよく出来てるんだ。
歌は別にそんなに上手い訳でも下手なわけでもないが、存在がイっちゃってて、あ〜こういう子がアキバ系って言うんだろうな〜って感心した。
先ず、物販コーナーにCD以外にオリジナルDVDとなんか写真ファイルが置いてあるんだ!?!
ビックリした〜!
そんで、思わず町田のスタッフの平野さんに「すげぇ〜!俺も写真置こうかな〜?」って言ったら「アレでしょ、ガッチャマンの格好した写真とかでしょ!」って...
そうか、この日はガッチャマンかせめて天狗の衣装に身を包めば良かったのか!!

でも、彼女たちのお陰で「単にバックトラックカラオケを流すのはダメ!」とも思わなくなった。
ま〜昨日のユニットはきっとパソコンやキーボードがオケを出してるんだけど、ただPAにCDを渡すのとは違うかもしれない。いや、そこは同じか。
そうじゃなくて、そのカラオケを流しながらやるっていうのに意味というか必然を感じる場合があったってことで。
もちろん打ち込みサウンドでテクノっぽいわけで。

それに比べて生のドラムサウンド(サンプリングにしろ)をカラオケでやるのはダサいわけで。
だから、バンドの代わりのカラオケはナンセンスなんだ。

うん、バックバンドが超グルーヴィーなパフュームなんてのは誰も喜ばないしな〜、あっ、機械ヴォイスが付いて行かないか...
だからそういうテクノやアキバ系ってのには型があって、音楽的に生ライブの意味を成して無くてもそれを喜び楽しむ人種はいるんだってことみたいだ。
俺も本当はテクノ得意だから、やるか!!!!
ウソだよ〜ん、生活便利Goodsはあくまでも音楽がメインだからバンドになる事はあってもカラオケになることはないな〜。
いや〜でも、勉強になった〜。
要するに今まで俺が見てきたカラオケバンドやユニットはアキバ系の足元にも及ばないってことだった。
R&Bとか言いながらカラオケ歌ってるのなんか???
あと中途半端なオリジナルカラオケおね〜ちゃん!
あのね、キャバクラとか行ってごらん、アンタなんかより数倍歌の上手な女の子がワンサカ居るんだって。
飲み屋のそういうコ達はあんた等がストリートとかどっかでライブで〜す、ってやってることより数百倍エンターテイナーなんだって。

そうなんだ、歌の上手いヤツなんていくらでもいるんだ。ハッキリ言って俺はそういう点では敵わないからオリジナル性を追求したってこともある。

ま、やっぱ生とかライブって点ではカラオケは嫌いだけど、やるなら徹底的にやるってのはまた別の次元のエンターテイメントになるって事みたいだ。
ま、全くライブミュージックには聴こえないけどね、というかやっぱそういうのが混ざってるんだよね、そういうとこは。
個人的にはオェ〜だけどね、折角だから学んでみた。
あっ、でもやっぱアホみたいかな〜、俺も1度若気の至りでやったっけ打ち込みで...アホみたいだった。
あんなのは音楽じゃない、あてぶりだな、DJ一人いれば充分。
あっ、やっぱカワイイ女の子がフリフリ踊りながらあてぶりしてんのはいいのか。
ライブね〜、ふ〜〜ん、よかったね。

う〜ん、マジメな話だな〜♪

<第十回 最終回>

予告どおり、「skbちょっとマジな話」、人気が無かったら終了の公約を守ることにした。
あんまりマジな話をすると固いな〜ってことなんだ。
どうしても音楽的な話になってしまうし。
ま、要するに音楽バカが音楽の話をマジにするとうっとうしいンだと思う。
すっかり、ライブ日記にもアクセスで離された。
ブタクサに離されるのはしょうがないとして、ぽつり酒のページにも負けた。
という訳で、さよなら〜〜〜〜〜〜〜!!!!!

でもこのままページは残して「ライブ告知に特化したページ」に生まれ変る!!!!!!

第九回 ライブをどういうとこでやるか?

これは、今現在まさに生活便利Goodsにとって一番の課題だ。
基本的に駅前からパフォーマンスに入った俺たちにとって一番心地いいのは野外だった。
そう、お客さんを呼んで屋内のライブハウスとかは全く考えていなかった。
で、そののちパフォーマーとしてなにかが開花したのも飯田橋のラムラストリートだった。
その後は小さなライブバーでやったりしてたが、基本は野外が多かった。
で、今回本当の意味でのライブハウスに出演して色々なことに気付いた。

どうやら、俺は客席が見えないとダメらしい。やっぱ、音楽もそういう作りだけどコール&レスポンスってのが基本みたいだ。こっちはこうこうと明かりが照らしてて客席は真っ暗ってのはイマイチだった。
どうも、お客さんが「楽しむ」って姿勢じゃなくてなにか「値踏み」というか「固い」というかなんというかマジメ過ぎるとこは合わない感じがした。最後の方でやっと受けだすんだ。
いや、ピッタリな言葉じゃないな〜、つまりウチみたいなライブは鑑賞するもんじゃないんだ。
だからステージだけが明るくてお客さんと演者を分離した演出をする場所は合わないんだ。
でも、逆にそういう演出をした方が映える演奏者もいるからそういう人にとっては良い場所なんだ。

そう、つまりはその場所、箱でもバーでも何でも、そこと演奏者との相性が非常に大事だな〜って感じたんだ。
ある場所では店主の好みからフィンガーピッキングスタイルのギターや民族的音楽が好まれてお客さんもそういう人達が集う。
あっ、だからこないだ一緒に出た人にその店を紹介しといた。その人はそう、万象房にピッタリだと思ったんだ。
でも、その日に出てたライブハウスでは全く受けてなかった。非常にアイリッシュなテイストでね、ある種の人達は大喜びするはずなんだけど本人はその場所を知らないんだ。

ま、だから今後俺はもう少しロックなというかファンキーなとこを探し出そうと思う。
アートっぽさを売りにしようとしてるアングラなとこは肌に合わない。
それと明らかに弾き語りで静かな音楽を主体とするとこでも浮く。

あとはやっぱり、店主を見ればある程度は判るかな。
ライブハウスとかだとエンジニアが感じ良くてもそこの責任者に?が付くようなとこも×だった。逆もそうか。

だから結局は人と人との相性なんだ。
器材なんて関係ないんだ。
録音スタジオじゃないからね。
いや、録音スタジオだってそうかもしれない。

不思議な縁とかってのもあるね。

ま、だからそういう情報は皆で共有するべきだと俺は思う。
「ウチはこんな音楽やってます、そしてこういうとこはやり易かった」
「こういうとこはダメだった」とかをね。

結局は百聞は一見にしかずというか実際に行ってやってみないと分からないけどね。

共に励まん!!!!

<第八回 ライブで学んでること>

最近、ライブでのウケがいい。会場でCDを買ってくれる人も増えた。

実は俺は一番受けてたのは初期の「横浜駅西口」でのストリート時代だと感じてる。即興BLUESがメインで<温泉大将>とかをやってた頃の。
その後のPA設備のある嘘ストリートや箱でやってる時よりも客のウケは断然あった。
よく踊りだす人が何人もいたんだ。で、その頃ちょうど作家仕事で色んなタイプのJ−POPの曲を書かされてたから「音楽ってなんだろう?」って疑問を凄く持ってた。
で、そういうストリートでは構成もなんも関係ないノリノリのBLUESをやるだけで見知らぬ人達とリズムで繋がったんだ。
そういう人達は決して音楽をやってる人達ではないし、多分CDを買ったりする人種でもない。

ま、その後、なぜそういう客受けが減ったか?
それは俺たちのスタイルを変えたからなんだ。
<すっぽんぽん>とかの決まった曲をやりたいって言われてね、ま〜、そうだろうね、普通に考えて。
そうなると、今度は作曲家&アレンジャーの感覚が介入してきてしまうんだ。
もう、ただのセッション的なものじゃなくなるから。
で、ルート音も欲しくなるし、演奏も以前より硬くなる。
ま〜<すっぽんぽん>のウケは良いんだけど、演奏自体は俺的にはレベルダウンしたと思ってる。
簡単なことで俺がクラップしながら歌だけを歌ってるときの方がグルーヴは良いんだ。
そりゃ〜ベース弾きながら歌うのは初めてだったしね。

それでもライブハウスとかでもウケたけど、俺はなにか違うな〜って感じてた。
それは意識なんだ。
やっぱ、俺たちは作家とかレコーディングを専門にしてたからライブハウスでは「如何に完成された音を届けるか?」ばっかり考えてた。
いや、完成っていうんじゃないな、如何にちゃんと「曲」を弾くか?かな。

俺はベースや歌詞を間違わないことに意識が行ってた。
代表は地べたに座ってコードを間違えないことを重視してた。
ま、それでもまぁまぁ良いグルーヴだったけど、やっぱ横浜駅時代には及んでいなかった。
そこで2009年にライブを再開する時に代表に注文を付けたんだ。
「立って弾け」って。
レコーディングの時は座って弾くからどうしてもね、座って弾くことの方が楽なんだ。
でもね、反対に「歌」は座って歌わないんだよね〜。
それに動きが出ないしね。
俺がライブでベースを弾き始めて一つ気付いたのは立って弾いた方がリズムも良くなるってことだった。
それと、お客さんにサウンドホールが近くなるし見栄えも良い。
俺にギターの直接音が聞こえやすくなるって効果もある。
ホントは俺がベースを止めればもっとグルーヴ良くなるんだけどね〜やっぱそこはソロパートの問題や曲のアピール度を考えてね、もう諦めてちゃんと弾こうって意識になってきた。
それとライブハウスのお客さんはちゃんと曲を聞くから今のスタイルでちょうど良かったんだ。

そして、セットリスト。
ライブハウスに出だした頃は毎回やる曲をだいたい全部取り替えていた。
毎回聞きにきてくれる同じお客さんに違う曲を提示したかったんだ。ほら曲書きだから、その辺をアピールしたがっちゃうんだ。
これがね、余計なお世話なんだ。これをやると初めて聞いてくれる人へのインパクトが減るんだ。
ま、今後も少しは入れ替えしていくけど、7.8割は固定してやっていくつもりなんだ。
正直、色んな曲を聞いてもらいたいんだけど、それは現段階の俺たちがやることじゃないってことにやっと気付いた。
ライブ受けの良い曲を優先的にやるってこと。
そう、大体のお客さんは初めて聴く訳なんだから。
そういえば、最初の頃一緒に出てた人達が毎回同じ曲をやるんで閉口したっけ。

そっか、そんなこんなことってライブ活動をメインにやってた人達には当たり前のことなのか!

そうか、じゃ〜俺たちみたいにライブ始めるのが遅かった人たちにだけというか、私的なメモとして。
共に学ばむ!!!

<第七回 ギターは調整するべし!>

実は代表のアコギを調整に出した。
調整と言ってもナットやブリッジも交換した。
そしたら...激鳴りギターになった!!!
で、最近やたら代表の演奏を褒めちぎる人が続出!(俺のことも褒めてくれ〜〜〜〜!!!)

そういう訳でアコギを弾いてる人達には是非ともプロに一度診て貰うことをオススメしたい。

じゃ〜俺がなんで調整に出したのか?を簡単に書くと。

2008年の春ごろだったかな〜、代表のとっても激しいフラットピッキングのピック音がうるさくて、何かその弾き方に合ったギターを買おう!ってことになった。
で、色んな楽器屋で色んなアコギを弾いて達した結論がギブソンのJ−45だった。
同じような傾向のものでもっと安いのを探したが無かった。

で、とても新品を買える予算が無かったんで中古を買った。
ネットだけど一応楽器屋からってことで。

届いたものはそれなりだった。

当りじゃなかった。でも、ハズレでもなかった。

代表は「弾いてるうちに鳴るようになるよ」って言ってたけどね。

で、1年ちょっと経って、ま、なんていうかかなり物足りなくなった。
あっ、そうそう、知り合いがウチにハミングバードってギブソンのアコギを持ってきた時に決心したんだ。
そのギターがとっても弾きやすく調整されていて鳴ってるんだ。
ウチのと交換して!って一応頼んだけど...そうじゃなくて、「プロに調整してもらってる」って話を聞いたんだ。
でも、そのギターを調整してた人は遠くに行っちゃったとか。

で、俺が安いギブソン“当りの”J−45を探しまくってた頃のことを思い出したんだ。

簡単にぶっちゃけると、カネあったらこれを買うだろうな!って思ったJ−45があったのが「町田のタハラ楽器」と「御茶ノ水のBig Boss」ってとこだったんだ。

特にその「御茶ノ水のBig Boss」では店の人に「なんでここのJ−45は鳴ってるんですか?」って訊いたら「私が細かく調整してるからです」って答えてくれたんだ。

それを思い出して埼玉でライブをやる途中に寄って“その人に”診て貰ったんだ。

で、現状で気に入らない点を色々告げると「簡単な調整でももっと良くなるけどナット&ブリッジを換えるともっともっと良くなる」って言われた。
で、そのライブが終わった後にちゃんと預けて調整してもらった。

したらどうよ!!!やっと求めていたギブソンサウンドが!!!ありがとう!Iさん!!!

解るかな〜?これって凄いことなんだ。
ほら、俺たち生活便利Goodsは元々がシンセっ子だったからそういうことに疎かったんだ。

で、これは何もギブソンだからって話じゃないんだ。
最近知り合ったギター弾きの人なんて20年前から弾いてるTAKAMINEのアコギを9万円掛けてオーバーホールして使ってるんだ。(ちなみに当時は6万で買ったもの)
そして調整は一年ごとにちゃんと出してるんだって。

だから、餅は餅屋というか、その楽器の持ってる最高のパフォーマンスを出したかったら一度プロに相談するといいってこと。
俺らは基本的になんでも自分でやってしまう主義だけど、やっぱそういうアコギの調整ってのは経験値がものをいうからね〜。デジタル機器とは違うね。

ま、そんなこんななオススメ話でした。


<第六回 ミュージシャンっぽい格好ってなんだろう?>


「あんたそんな人じゃないと思ったのに〜!」

先日ちょっと寄って1曲歌った喫茶&Barの店の常連さんに言われた言葉だ。

そのお客さんと席が横だったからちょっと話してたんだ。

客>「貴方は関係者?」
俺>「いいえ、知り合いに誘われて観に来ただけです。」
「夕食後のコーヒー一杯ですか、いいですね〜」
とかなんとか会話してたんだ。
その常連さん、渋い爺さんでどうやら近所の有名なカレー屋さんの店主だとか。

そして少ししたら「1曲やってください」って出演者に促されて「すっぽんぽん」をポ〜ン!とやった。
盛り上がったあとにその常連さんに言われたんだ。
「あんたそんな人じゃないと思ったのに〜!」「どっかのコンピューター会社の人かと思った」って。

実は、俺、よくあるんだこういうこと。
知り合いのミュージシャンの奥さんにも「えっ〜〜??音楽やってんですか!?!」とか。

う〜〜ん、やっぱ作詞作曲家はやってたけどパフォーマーとして表でちゃんと歌い出したのはここ数年だからかな〜?
そういえば、ミュージシャンの連中ってのは見るからにそうだよな〜。

あ、いや、キーボーディストはそうでも無い人が多い気がする。
フォークの人もそれほどでもないかな?いや、違う意味で見るからにって人がいるな〜。

帽子被ってたり、髭を生やしてたりする人も多い。

痩せ型が多い。
う〜ん、昔は痩せ型だったけど。

喫煙率は高い。
う〜ん、タバコはやめちゃったしな、俺。

やっぱ、服のセンスかな〜?

髪型か??

ま〜、「すっぽんぽん」でビックリしちゃったんだろうな〜、この日は単に客として行ったから俺自身も無防備だったし。

う〜ん、でも何かしら雰囲気が違うんだよな〜俺。

ま〜いいか、曲の感じも普通と違うからいいか!!

一応「穴あきジーパン」を愛用してるんだけどな〜。

<第五回 ブログからホームページへの誘導は難しいんだな〜>

skb、というか俺はホームページを先にやってた。
それで、どんどんページを増やして行ったんだ。
で、その後ブログを代表が開いてくれてそこに「忍者屋敷」をオープンした。

HPしかやってないときには各部屋の更新もガンガンしてたからある程度の人が訪ねてくれてた。
でも、ブログを始めてからはブログの方が書きやすいんでどんどんHPの更新はしなくなった。
というか、そもそもHPの各部屋は1ページに続きを書くようになってたからある程度伸びると見辛くなるんだ。

ま、そんなこんなでブログの方が賑わった時に必死になってやったのが「ブログからホームページへの誘導」だった。
リンクを貼ったり、「詳しくはHPで〜」みたいなことを一生懸命書いた。
けど、結果は「HPからブログ」に来てくれる人はいても逆は少なかった。

今、ここに来てくれる人の殆んどは「検索」で何か「ハゲ」とか「ミノキシジル」とか「ブタクサ」なんじゃないかな〜?
それとホントにskbが好きな人とか。

それで気付いたんだけど、やっぱ、もうブログの時代なんだよってこと。
ブログの機能に不備はないんだ。
曲も貼れるし、写真もOK、曲の販売だって出来る。
HPにしか出来ないことってそんなに無いんじゃないかな?
デザインだって奥深いエディットしたらかなりのことが出来るみたい。
そして、検索の上位にも表示されやすい。

だから、始めた頃はブログは忍者みたいにヒソヒソ話というかコアな場所にしてHPは公共の面前みたいに思ってたけど、実際は逆転してるから、こここそヒソヒソ話に向いてるって事みたいなんだ。

ま、そんなわけでこの部屋もそんな感じでヒッソリとやってるけど、今5回目だっけ?これでもまだ1ページだからね〜、10回くらいしたらページを分けないとね。

でも、skb_goodsの原点はこのホームページだと思うから今後も頑張って誘導してみるよ。

<第四回 ブタクサで困ってる人って多いんだな〜>

ライブとかでは言ってるけど、実はいまこのskb_goods.comを訪れる8割の人たちは「ブタクサってどんな草?」ってページに集中してるんだ。

このブタクサシーズン(夏〜)にかけて酷い時は日に100人以上来るんだ。
正直最近はブログの時代というかなんというかここにそんなに人は来てなかった。

始めた頃はミクシーのお陰もあって新しいページを開くと結構来てくれたんだけど。

で、そのページの訪問者のグラフを見ると「ブタクサの勢い」が判るような気がするんだ。
俺自身もブタクサアレルギーだから面白いことに俺のハナミズの量と訪問者数が比例するんだ。

でも、これって検索順位マジックだと思うんだ。
去年だってこのページあった訳で、やっぱなんかの勘違いで「ブタクサ」の検索での順位が上位になったんだと思う。
もしかしたらその後俺がブタクサ関連事項を書き足したせいかもしれない。

でも、これって俺にとってはプレゼントみたいなもんだからこれを機に「ブタクサBAND!」とか名乗ってみたり、必ずライブでやった。

でも、みんな「ハナミズ ジュッルジュッル」の曲って呼ぶし、俺たちも「ハナミズやる?」とかって言っちゃうし。

今後はもっと「ブタクサ」に焦点を当てて宣伝しないと!って思ってるんだ。

で、なにが言いたいかと言うと、勘違いでここskb_goods.comに来た人に是非また再訪問して欲しい!ってことなんだ。

慌てて「ブタクサ」を調べてる時には無理だと思う。
ハナミズをなんとかする方が大事だからね、でも、その後にハナが止まった後に是非もう一度来て欲しい!
そして、他のページも見て聴いて行って欲しい〜〜〜〜〜!!!!

でも、ま、兎に角「お大事に〜〜〜〜!」

あのページの最初に「ブタクサってどんな草か知ってるか?」「俺は知らない!!」とか書くんじゃなかったかな〜?

「知ってるとも!!ブタクサ研究をずっとやってる音楽家です!」とか書けば良かったかな〜?

ウソはやめて〜♪とか歌ってるからダメか。

そういうことで、ブタクサ関係からご来訪の方がいましたらよろしくお願いします。

あ、それとブタクサさん、ありがとう!今まで邪険にしてゴメンナサイ。

<第三回 ベースアンプってのはイイ音するんだな〜>

前にも書いたが、俺はシンセが専門だった。
で、弦楽器を弾くようになったのはずぅ〜っと後だった。
人前でベースを弾きながら歌うようになったのはここ2年だ。
最初にライブで弾いたのは「ゾウさんベース」、ジョイナスの置き土産。
その内蔵スピーカーではまったく外では役に立たなかったんでPAに挿して使った。
ピエゾマイクなんでピチピチした音だった。

レコーディングではJAZZBASSを使ってるけどアレをぶら下げて歌う程の体力はないし、だいたい持ち運びしただけでヘバって仕舞うと思う。
それで、その後エレアコタイプのベースを物色したが、やっぱ結構重かったんで今のバイオリンベースになったんだ。
これが軽いんだ。グレコのだから本家のよりも更に小振りだし。
で、音もちょいと軽めって思ってた。

ところが、あるライブハウスでベースアンプに挿して弾いたら良い音が出たんだ。
レコーディングではDIだから俺はベースアンプ持ってないんだ。
だって何にもしなくてもシンベよか良い音だから。
でも、良かったね〜アンプ出しの音は。
エレキギター弾きには当たり前の話だけどね、実感したよ。
PAにDIでもまぁまぁ良いんだけどね、ズンとくるね、ちょっと上手くなったような気分で演奏が更に楽しくなる。
欠点はちょいと「大きすぎないかい?ベースの音」って思うことがあるけど、代表曰く「ちょうどいい!」ってことだからまぁそれはそうなんだと思う。

それで、なにもベースアンプじゃなくてもギターアンプだったりキーボードアンプでもなかなか良いんだよね〜。
要するにまずはスピーカーからのがいいのかも知れない。

ま、贅沢はいわないけどね、それまではベースアンプあってもPAがやりやすい方でいいかな?って思ってたけど今は迷わずベーアンに挿す。

ただし、俺は設定の仕方が良く解らないからエンジニアや他のバンドのベーシストが音を作った後にそのままの設定で挿すんだ。

ってことで一緒に出ることがあったらよろしく〜♪

<第二回 チューニングってのは面倒だな〜>

いつものように話は飛ぶが、チューニングの話を少々。

俺は元々シンセサイザー畑の人間だった、初めてのライブ経験もシンセを弾きながらだった、のでギターとかのチューニングってのは面倒で面倒で。

シンセならボタン一つなのに、6本も”ああでもないこうでもない”って合わせるんだギターは。
絶対音感があったら楽なんだろうけどね。
もちろん俺はチューナーで合わせてる!

とあるギター屋の店主に言わせると音叉でAを合わせてあとは耳でやった方が良いらしい、あっ、チューナーでしか合わせられない人間はギタリスト失格だって!?!
なんで、俺はギタリストではない!
ベースの方が自信あるんだけどこれもまたチューナーを使うから失格!!!
ま、確かに1つの弦だけチューナーで合わせて後は耳でやった方が音が綺麗だね。
でも、ライブの時なんかそんなことやってられない。
便利な道具があるんだから使おうよ!

でね、最近skbもついにカポを使ってライブするようになってきたんだ。
今まではあんまり使わなかったんだ。
理由はカポする度にチューンニングが狂って気持ち悪いから。
だから1音くらいだったら俺がガマンしてその1音違うキーで歌ってた。
でも、「さよならFallin'Angel」と「夜明け間近のカンツォーネ」のためにカポを付け出したんだ。

アコギの代表がカポするんだけどね、これがなかなか合わないね〜。
そんで、また外したあともチューニングしないとだし。

そういえば、以前「Yesterday」のカヴァーをやった時に作者のポールマッカートニーは一音チューニングを落としてやってるってことに気付いた。
でも、代表はそんな面倒なことしてくれないから俺は1音高い音で歌ったんだ。
これがキツイし、ちょっとシャウト気味になっちゃうんだ。(FがオリジナルキーでGでやった)
でさ、Youtubeでビートルズの日本公演みたらポール本人もやっぱ1音高く歌ってた。(ジョンとジョージも1音下げなんてやってくれなかったんだ。)
で、やっぱイマイチだったんで安心した。

あっ、そんなこんなで、やっぱ最適なキーでやろう!ってことで今はやってる。

で、最近あるギターに目が釘付けになった。

その名も「ロボットギター」ギブソンのエレキ。
これだよ!やっぱみんなチューニングには苦しんでたんだね。
でもね、高けぇ〜〜〜〜!!!!
そのチューニングの機構だけを今もってるギターに付けて欲しい〜〜!!!
小型モーターとセンサーでやってるからそんなに安くは出来ないだろうけどね。

安くなんないかな〜?安くなったらskbはもう代表はそのギターになる!!!
つまりエレキだ!
そしてレコーディング並のチューニングになるんだ。
1音落としだってあっという間!

でも、ライブで使ってる人みた事無いからみんな平気なのかな〜?億劫じゃないのかな〜?

ま、そんなワケで俺のMCがクドクドしてたら代表に目をやってくれ!
きっと一生懸命チューニングしてるだろうから。


<第一回 生活便利Goods(skb-goods)が今の形になったワケ>


こないだライブ日記に「カラオケ(バックトラック)を流して歌だけ歌ってライブで〜す!って言うのはおかしいんじゃないか?」って話を書いて気付いたんだ。

「あんまりマジメな話を書く部屋がないな〜このホームページ」って。

だからちょっとマジなことを書く部屋を用意してみた。
あんまり似合わなかったらすぐ閉鎖に追い込まれると思う。

だからこの部屋にはBGMは流れない!(多分)

そう、そのBGMだけど、ここのHPは音楽が自動に流れるって気付いてない人もかなり居るんじゃないかな〜?
ほら、PCの音って切ってる人多いから。(その後簡易プレーヤー設置して自動的を止めた)
あと、やっぱ最近ライブをまた開始して思うのは、skbのCDもライブみたいに「歌&コーラス&ベース&アコギ」って編成だと思ってる人いるんだろうな〜ってこと。

ま、それでも良いんだけどね〜、もっとライブでそのことを(CDは違いますよ〜って)アナウンスしないとかも知れないね。

俺たち本当はレコーディング畑出身の人間だからCDも是非聞いて欲しいしね。

ただ、なんかライブはライブのスタイルが出来つつあってそれがなかなか好評でね〜、嬉しいね、「ベース弾きながら歌うのは2年前からです」とか言わない方がいいかもしれない。
「それまではMCなんか全然喋れませんでした。」とかもね、ウソだと思われるかな。

そう、俺たちは「打ち込み」とかシンセマニュピレーターとかが専門だったんだ。
そういう裏方稼業もやったし、自分の曲でもそういうやり方で作っていた。

で、あるときにアコギを持ってね、今のskbの前身みたいなことを始めたんだ。

その頃に書いた「ヒフ呼吸」って曲がとあるメジャーバンドのディレクターに採用されてね、作家デビューもしたんだ。
あっ、この曲もskbでちゃんとやらないとね。
「すっぽんぽん」同様にとっても気に入ってるんだ。

中身はね「僕らは地球のヒフ!地球は宇宙のヒフ!宇宙は無限のヒフ!無限は僕らのヒフ!」って感じの曲なんだ。
イカすFunkRockなんだ。

ま、結局ヒットはしなくてね、その時に「すっぽんぽん」をシングルで出したんだけどね。
そのバンドの録音物聴いたときに気付いたんだ。
「あっ、解ってないな〜この曲の中身を」って。
うた”を聴けばね、分るんだ。

そういう訳でね、「やっぱ自分達の作ったものは自分達でやらないと!」ってことでskbを始めたんだ。
したら「すっぽんぽん」も本当の気持ちが伝わって、なかなか好評なんだ。

最初は駅前で俺の即興Bluesをやるお遊びだったんだけどね、そのうちにちゃんと曲をやりたいって代表とジョイナスに言われて。
俺は、実は、決まった歌詞とかを覚えるのが非常に苦手だったからずっと即興でやりたかったんだけど、でもやっぱウケてくると欲が出るんだろうね、で、そういう曲をやり始めたって訳。

ギター掻き鳴らしながら即興で歌うの気持ちよかったな〜、またやりたいけど30分ステージじゃ出来ないかな〜。

それからライブハウスとかに出だして、やっぱ作家というかアレンジャーというかルート音が欲しくなっちゃって、そういう精神が目覚めてベースを弾き始めたんだ。
最初は代表と俺、2人ともアコギだったんだけど、やっぱケンカしちゃうんだよね、それだとってことで。
あとベースの利点としてソロパートを埋めれるってのがあったんだ。
それで、それがその後のライブskbのスタイルになった。
2007年夏から秋にかけての飯田橋ステージが決め手だった。

ま、そうやって2人だと、色んな場所に出演できるのが良いんだ、アコースティック企画とかのドラムレスってことで。

でも、これからはバンドでもやりたいな〜って思ってるところなんだ。
ただ、そうなると演奏場所がライブハウスになるでしょ、ってことはある程度のお客さんに来てもらわないと成り立たないんだ。

ってことで、もっともっと人気を得ないと。

録音物が素晴らしいんだから、カラオケでやればいいじゃない?って言う人もいるけど。
それだったらCDを普通に大音量で流して口パクしながら踊ってるかチラシ配ってた方がマシだと思うんだよ、俺は。
あれシラケるんだ、俺はね。

そういうカラオケで歌うのを観てもねぇ〜、だれもなんとも思わないって、それは駅とかでやってたから分るんだ。
せいぜい歌の上手な人ってことだけだってアピール出来るのは。
歌だけ歌ってればライブだ!なんて理屈は屁理屈なんだって。
演奏も含めた全てが生だからライブって言えるんだ。
その場の一期一会のものこそがライブmusicなんだ。
子供だましはもう通用しないんだ!っていうか一緒にされたくないな〜。
カラオケ屋がこれだけ普及して衰退した後なんだよ、カラオケ歌わせたら上手いヤツなんてイッパイいるから何もワザワザやらなくたっていいでしょ。
(この辺のことはブログの「歌だけが生でもライブではないと思う」に補足。)

おっと、今後skbバンドの方はドラム、キーボード、ソリストを入れてやるんだ。
そして最後はベースとギターを入れて俺と代表は歌に専念!ってのもアリかな〜?
あっ、「洗濯大王九つの掟」とかの為にはコーラス隊も欲しいかな。

ま、あんまり大掛かりになると自由が利かなくなっちゃうってのは前回のバンドで分ったから次回は少しずつ少しずつって感じでやりたい。



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